よみ ほうしゅう
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ざっくり言うと、、、
報酬とは
“なかだち役”や”代理役”を依頼された宅建業者が、見事その役割を果たして、目的を達成させたときに受け取ることが出来るお礼のお金
です。
詳しく説明すると、、、
前提知識から順を追って説明します。
まず「媒介」とは「なかだちする」 「仲介する」「間をとりもつ」という意味です。「不動産の媒介」というと、不動産を「売りたい⇔買いたい」「貸したい⇔借りたい」という人たちの間に入って、相手探し、条件交渉、契約のお手伝い等をすることをいいます。いわゆる「仲介」のことです。
一方「代理」とは「本人に代わってものごとをおこなったり、処理すること」をいいます。「不動産取引の代理」というのは、売りたい、買いたい、貸したい、借りたいという人に代わって、相手探し、条件交渉・調整はもちろん、最終決断や契約まですることをいいます。
媒介と代理の違いは、決定権があるかどうか、です。
媒介はあくまでも“なかだち役”なので、決定権まではありません。一方、代理は“本人の代わりにおこなうこと”をいいますので、本人に任せられた範囲では決定権を持つことになります。
不動産の取引は、専門的な知識を伴うことがおおいです。従って、一般の人は「媒介」や「代理」という形で、宅建業者に”なかだち役”や”代理役”を依頼することが一般的です。
そして、宅建業者が見事にその依頼内容を達成したとき、依頼者から受け取ることができるお金を報酬といいます。