よみ けいやく
「契約」をざっくり言うと、、、
契約とは
いわゆる約束事・取り決め事
のことです。
「契約」を詳しく説明すると、、、
専門的な言い方をすると、 契約とは「当事者の意思表示によって権利と義務が発生すること」と言ったりします。
権利とは「他人になにかを要求することが出来る資格・能力」のことです。よって、“権利が発生する”とは「ちゃんと~~してよね!」と相手に言う資格がある状態になることをいいます。ちなみに“権利”という言葉は、同じ意味で“債権”と呼ばれたりもします。
一方、義務とは「その人の立場上、しなくてはならないこと・その務め」のことです。よって、“義務が発生する”とは「ちゃんと~~してよね!」と相手に言われる立場・状態になることをいいます。 ちなみに“義務”という言葉は、同じ意味で“債務”と呼ばれたりもします。
つまり“権利と義務が発生する”とは、
お互いに「おれは××するから、あなたは○○してよね!!」
と言える状態になることです。まさに約束・取り決め事ですよね。
ちなみに、一般的に約束とは「当事者の間で取り決めたこと」「守るように定めたきまり」のことをいいます。
よって、契約は複数の当事者が意思表示をおこない、その意志が一致(=合意)し、互いが守るように決め事をした時点で成立します。
※契約とは「法的な拘束力を持つ約束である」とし、単純な「約束」と区別する考え方もあります。本ページは用語の理解促進を目的としており、法律的・学術的な解釈ついて、議論・提言をするものではありません。