宅地建物取引業法

よみ たくちたてものとりひきぎょうほう  宅建業法(たっけんぎょうほう)


要するに、、、

法律だよ
宅地建物の取引を事業としておこなうときのルールをまとめた法律だよ

関連しそうな用語たち:宅地建物取引業 宅地 業として行なう

ざっくり言うと、、、

宅地建物取引業法とは

宅地や建物の取引を事業としておこなう時のルールをまとめた法律

です。

詳しく説明すると、、、

宅地建物取引業法は、その名のとおり

宅地建物取引業」のルールを定めた「」律

です。

前提知識から順を追って話します。

まず「宅地」とは 「建物の敷地として使われる土地」のことです。 既に建物の敷地として使われている土地はもちろん、これから建物を建てようとしている土地も含みます。

そして「宅地建物取引業」とは『宅地や「建物」の「取引」を事「業」としておこなうこと』です。「事業としておこなう」とは「一般的にみて、これって事業としてやってるよね・・・」と思われる状態のことです。

つまり「宅地や建物の取引を事業としておこなうときには、このルールを守ってよね~」というのが宅地建物取引業法です。

たとえば、

●宅地建物取引業は免許がないとやっちゃだめだよ
●こういうことすると罰金・罰則があるからね
●宅地建物取引業をおこなうときはこういうルールにしたがってね

みたいな内容が書かれてます。

なぜルール(法律)が必要か?

宅地建物取引業法の第1条に、この法律が定められた“目的”が書かれています。

この法律は、宅地建物取引業を営む者について免許制度を実施し、その事業に対し必要な規制を行うことにより、その業務の適正な運営と宅地及び建物の取引の公正とを確保するとともに、宅地建物取引業の健全な発達を促進し、もつて購入者等の利益の保護と宅地及び建物の流通の円滑化とを図ることを目的とする。

出典:宅地建物取引業法 第1条(目的)

これをざっくり訳すと、

宅地建物の取引を事業としてやるためには、免許が必要ということにするよ。そんで、宅地建物の取引を事業としてやるときには、ルールを決めることにしました。そのルールをしっかり守ってもらえれば、不動産取引が正しく行われるようになって、結果的に、不動産知識に詳しくない一般の人にも不利益が生じることもなくなるよね。さらに不動産取引がたくさん活発におこなわれるようになって、たくさんの人に不動産がひろ~くいきわたるようなるでしょ。なにより、ちゃんとルールを決めれば宅地建物取引業の業界も健全に発展するじゃん!!

ということです。

逆にいうと、この法律ができるまでは、宅地建物取引業者がすき放題、やり放題、いけないことをたくさんして、たくさんの人が犠牲になっていた、ということですね。

宅建業法
プロフィール
さとし

不動産の仕事に携わって10年。宅建受験生のみなさんに、不動産のおもしろさを伝えたい!!そんな想いでこのサイトを運営しています。

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